麦焼酎 大龍蔵（おおたつぐら）
復活させた常圧蒸留機の味わい
使えば使う程、愛着がわく
鹿児島より、当時の職人につくりつけてもらった自慢の常圧蒸留機。個性的な味わいを造り続けてきました。時代は変わりスッキリした減圧蒸留機の味わいがもてはやされてくると、それまで活躍していた常圧蒸留機は次第に使われなくなってきました。それからしばらくの間、蔵の片隅でひっそりと数十年間もの間使われないままほったらかしとなっていました。
「もう一度懐かしの味わいを取り戻したい！」と蔵人が、解体された部分を組み替えるなど修復に取り掛かり、再びあの懐かしい味わいを復活させることができました。見た目は不格好で、例えるなら漫画にでてくるようなロケットのような外観。へこみや傷があるものの、使い込めば使い込むほど愛着がわいてきます。
麦焦げを感じた後のスッキリ感
麦の焦げ薫るこうばしい香りと、甘くなめらかな口当たりが、なんともあたたかで懐かしい味わいを醸し出しています。常圧蒸留特有の油臭を徹底的に除去するため、氷点下にて濾過を行い香り等を損なうことなく、後味をすっきりさせることができました。
この香りと味の特徴をより感じて頂くための飲み方としては、ロックかお湯割りがお勧めです。ロックにおいては、冷やすと抑えられがちになる甘味、味わいがしっかりと存在感を残しており、飲みごたえ感を損ねていません。お湯割りでは、麦焦げの豊かな香りが食欲をかきたて、口の中にしっかり広がる味わいを御堪能頂けます。
単式蒸留焼酎
原材料：裸麦（九州産） 裸麦麹（九州産）
大龍蔵alc25%/1800ml 720ml
